加藤道夫
1918.10.17 〜 1953.12.22
著者としての作品一覧
芥川比呂志(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2分
はやいもので、芥川比呂志との交友もそろそろ十五年になる。初めて逢つたのは慶應の豫科の頃だつたが、その頃彼は蒼白い顏をして詩を書いてゐた。中々いい詩で、今だに頭に殘つてゐるのもある。 …
読書目安時間:約2分
はやいもので、芥川比呂志との交友もそろそろ十五年になる。初めて逢つたのは慶應の豫科の頃だつたが、その頃彼は蒼白い顏をして詩を書いてゐた。中々いい詩で、今だに頭に殘つてゐるのもある。 …
美しいだけでは間にあはない(旧字旧仮名)
読書目安時間:約2分
詩と劇とは元來、本質的に切り離せぬ關係にあるが、「思想」が劇に不可缺のものであるとは特に言ひきれない。我々は「思想」のない劇には飽きる程觸れて來たし、美しいとか面白いとか云ふ點で稱 …
読書目安時間:約2分
詩と劇とは元來、本質的に切り離せぬ關係にあるが、「思想」が劇に不可缺のものであるとは特に言ひきれない。我々は「思想」のない劇には飽きる程觸れて來たし、美しいとか面白いとか云ふ點で稱 …
なよたけ(新字新仮名)
読書目安時間:約2時間42分
『竹取物語』はこうして生れた。 世の中のどんなに偉い学者達が、どんなに精密な考証を楯にこの説を一笑に付そうとしても、作者はただもう執拗に主張し続けるだけなのです。 「いえ、竹取物語 …
読書目安時間:約2時間42分
『竹取物語』はこうして生れた。 世の中のどんなに偉い学者達が、どんなに精密な考証を楯にこの説を一笑に付そうとしても、作者はただもう執拗に主張し続けるだけなのです。 「いえ、竹取物語 …
目に見えない怪物:―能の現代化(旧字旧仮名)
読書目安時間:約3分
戰後になつてから餘り見なくなつてしまつたが、學生時代には僕も隨分足繁く能樂堂に通つたものだ。併し、正直に言ふと僕自身「能」の世界に入り込める樣になるには大分時間がかゝつた樣である。 …
読書目安時間:約3分
戰後になつてから餘り見なくなつてしまつたが、學生時代には僕も隨分足繁く能樂堂に通つたものだ。併し、正直に言ふと僕自身「能」の世界に入り込める樣になるには大分時間がかゝつた樣である。 …
“加藤道夫”について
加藤 道夫(かとう みちお、1918年(大正7年)10月17日 - 1953年(昭和28年)12月22日)は、日本の劇作家。カミュやミュッセの翻訳、ジャン・ジロドゥ研究や演劇評論などでも知られ、芥川比呂志や三島由紀夫、矢代静一らと共に、岸田国士が発足した文学立体化運動「雲の会」の同人としても活躍したが、最後は自宅書斎で縊死自殺した。妻は女優の加藤治子。姪は作家の加藤幸子。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)
“加藤道夫”と年代が近い著者
今月で生誕X十年
今月で没後X十年
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム(没後160年)
イワン・ツルゲーネフ(没後140年)
津田真道(没後120年)
岡倉天心(没後110年)
岡倉覚三(没後110年)
柴田流星(没後110年)
田中正造(没後110年)
大杉栄(没後100年)
辻村伊助(没後100年)
伊藤野枝(没後100年)
富田木歩(没後100年)
古賀春江(没後90年)
巌谷小波(没後90年)
佐々木喜善(没後90年)
宮沢賢治(没後90年)
鈴木梅太郎(没後80年)
児玉花外(没後80年)
リチャード・オースティン・フリーマン(没後80年)
ウイリアム・ワイマーク・ジェイコブス(没後80年)
釈迢空(没後70年)
折口信夫(没後70年)
今年で生誕X百年