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『案頭の書』
ふりがな文庫
『
案頭の書
(
あんとうのしょ
)
』
大阪の画工北璿の著はせる古今実物語と云ふ書あり。前後四巻、作者の筆に成れる揷画を交ふ。格別稀覯書にはあらざれども、聊か風変りの趣あれば、そのあらましを紹介すべし。 古今実物語は奇談二十一篇を収む。その又奇談は怪談めきたれども、実は少しも怪談 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
奴
(
しもをとこ
)
度
(
たき
)
漁
(
ぎよ
)
交
(
まじは
)
下女
(
しもをんな
)
止
(
とどま
)
食
(
しよく
)
願
(
ぐわん
)
先
(
まづ
)
出
(
いづ
)
有
(
ある
)
極
(
きは
)
汝
(
なんぢ
)
行
(
ゆき
)
見度
(
みたし
)
候
(
さふら
)
寝所
(
しんじよ
)
迷宮
(
めいきゆう
)
間
(
かん
)
仙女
(
せんぢよ
)
出
(
いで
)
因
(
ちなみ
)
姑
(
しうとめ
)
扇
(
あふ
)
暮
(
くらし
)
賜
(
たまは
)
頭脳
(
づなう
)
一粒
(
いちりふ
)
下
(
お
)
下男
(
しもをとこ
)
予
(
よ
)
仕了
(
しおほ
)
但
(
ただし
)
何人
(
なんびと
)
偶
(
たまたま
)
内儀
(
ないぎ
)
妬
(
ねたみ
)
日参
(
ひまゐり
)
早速
(
さそく
)
有
(
あり
)
概
(
おほむ
)
此家
(
このや
)
生
(
なま
)
男子
(
をのこ
)
節
(
ぶし
)
軽忽
(
きやうこつ
)
金儲
(
かねまう
)
難波
(
なには
)
風変
(
ふうがは
)
魂
(
たましひ
)
下女
(
げぢよ
)
主
(
あるじ
)
亭主
(
ていしゆ
)
今宵
(
こよひ
)
仮
(
かり
)
何
(
なん
)
修羅
(
しゆら
)
四方
(
よも
)
多聞
(
たぶん
)
大方
(
おほかた
)
大湊
(
おほみなと
)
姉
(
あね
)
宝暦
(
はうれき
)
小桶
(
こをけ
)
弄
(
ろう
)
心当
(
こころあて
)
成
(
なる
)
成就
(
じやうじゆ
)
指図
(
さしづ
)
提灯
(
ちやうちん
)
揷画
(
さしゑ
)
書肆
(
しよし
)
朝夕
(
あさゆふ
)
死霊
(
しりやう
)
泉下
(
めいど
)
牛王
(
ごわう
)
由
(
よ
)
紀州
(
きしう
)
縄
(
なは
)
羊羹
(
やうかん
)
行儀
(
ぎやうぎ
)
談合
(
だんがふ
)
諧謔
(
かいぎやく
)
身体
(
しんたい
)
鯉
(
こひ
)
鰹
(
かつを
)
一人
(
ひとり
)
一挊
(
ひとかせぎ
)
三八
(
さんぱち
)
下略
(
げりやく
)
不敵
(
ふてき
)
乎
(
か
)
乳房
(
ちぶさ
)
交
(
まじ
)
亦
(
また
)
何心
(
なにごころ
)
其
(
その
)
其処
(
そこ
)
北璿
(
ほくせん
)
南無
(
なむ
)