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見度
ふりがな文庫
“見度”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みた
60.0%
みて
15.0%
みわた
10.0%
みたい
5.0%
みたく
5.0%
みたし
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みた
(逆引き)
近頃日本に於ける一部の
所謂
(
いわゆる
)
推理小説より、文学としてはより高等な段階にあるものではないかと、
聊
(
いささ
)
か自負しても
見度
(
みた
)
くなるのである。
随筆銭形平次:16 捕物小説について
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
見度(みた)の例文をもっと
(12作品)
見る
みて
(逆引き)
「武家の髷節なんざ、
腐
(
くさ
)
つた
茸
(
たけのこ
)
ほども有難くねえが、一と晩にそいつを三つも四つも切つて落す手際が憎いぢやないか。縛る縛らないは別として、俺はその
惡戯
(
いたづら
)
者の
面
(
つら
)
が
見度
(
みて
)
えよ」
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見度(みて)の例文をもっと
(3作品)
見る
みわた
(逆引き)
見つめらるる人は、
座客
(
ざかく
)
のなめなるを厭ひてか、
暫
(
しば
)
し
眉根
(
まゆね
)
に
皺
(
しわ
)
寄せたりしが、とばかり思ひかへししにや、
僅
(
わずか
)
に
笑
(
えみ
)
を帯びて、一座を
見度
(
みわた
)
しぬ。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
見度(みわた)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
みたい
(逆引き)
ハイ、でもネかあちやん、少ウし顔出して、水ん中の草が
見度
(
みたい
)
んだもの、だからソーット少し
丈
(
だけ
)
顔出してませうネ、かあちやん、草んなかに、さかながはいつてるだらうか?
鼻で鱒を釣つた話(実事)
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
見度(みたい)の例文をもっと
(1作品)
見る
みたく
(逆引き)
三四郎は
斯
(
か
)
う思つて立つてゐた。戸を
開
(
あ
)
けて顔が
見度
(
みたく
)
もあるし、見て失望するのが
厭
(
いや
)
でもある。自分の
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に往来する女の顔は、どうも野々宮宗八さんに似てゐないのだから困る。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
見度(みたく)の例文をもっと
(1作品)
見る
みたし
(逆引き)
(中略)
汝
(
なんぢ
)
があふて
見度
(
みたし
)
と思ふ女のねんごろにする男の
懐
(
ふところ
)
の中に入れば、その男の魂ぬけ
出
(
いで
)
、汝
仮
(
かり
)
に其男に入れかはりて、相手の女を自由にする事、又なき楽しみにあらずや
案頭の書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
見度(みたし)の例文をもっと
(1作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
検索の候補
衆見我滅度
“見度”のふりがなが多い著者
若松賤子
三遊亭円朝
岡本かの子
徳田秋声
中里介山
薄田泣菫
江戸川乱歩
夏目漱石
野村胡堂
森鴎外