“みて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御手74.5%
三手7.3%
5.5%
見度5.5%
聖手3.6%
1.8%
看者1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねがわくはわが求むる所を得んことを……願くは神われをほろぼすをしとし御手みてを伸べて我を絶ち給わんことを」と彼はひたすらに死をねがう。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
秀郷、貞盛、為憲は兵を三手みてに分つて巧みに包囲した。玄明等大敗して、下野下総ざかひより退いた。勝に乗じて秀郷の兵は未申ひつじさるばかりに川口村に襲ひかゝつた。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
光をもあめみてたる月夜かな 生阿せいあ
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「武家の髷節なんざ、くさったたけのこほども有難くねえが、一と晩にそいつを三つも四つも切って落す手際が憎いじゃないか。縛る縛らないは別として、俺はその悪戯いたずら者のつら見度みてえよ」
君、忘れたのか——一粒の麦種地に落ちて死なずば、如何いかで多くの麦ひ出でん——沙漠さばくの旅路にも、昼は雲の柱となり、夜は火の柱と現はれて、絶えず導き玉ふ大能の聖手みてがある、勇み進め、何を
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
インドにも『リグヴェダ』に載るアグニの馬は前足より霊香味アムブロシヤを出し、アスヴィナウの馬は蹄下より酒を出して百壺をみてる由。
われは山に向ふ看者みての間にはさまりて、されながらも、白き石垣もて仕切りたる葡萄圃ぶだうばたけの中なるこみちを登り行きぬ。衆人は先を爭ひて、熔巖の將に到らんとする部落の方へと進めり。