“みつる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
28.6%
28.6%
三弦14.3%
14.3%
滿14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヤア今日は、みつるさんはまだ帰るとも帰らねいとも分らねいかね。多分帰っては来めい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
左伝に(隠公八年)平地へいちしやくみつるを大雪とえたるは其国そのくに暖地だんちなれば也。たう韓愈かんゆが雪を豊年ほうねん嘉瑞かずゐといひしも暖国だんこくろん也。されど唐土もろこしにも寒国は八月雪ふる五雑組ござつそに見えたり。
所謂いわゆる三弦みつるは五万の図に水長沢と記入してある長の字の所の三渓であるか、それとも水の字の附近の三渓であるか判然しない。人夫の言う所では後者らしく思われた。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
この人のピアノ奏法に関する著書は極めて有名なもので、日本には牛山みつる氏の訳があった筈である。
二人の立つた傍を一廻りして、それから畑尾は滿みつるに話しかけた。
帰つてから (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)