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盈
ふりがな文庫
“盈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
み
83.3%
みつ
5.6%
みつる
3.7%
ア
3.7%
みた
1.9%
みて
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
み
(逆引き)
と見て、妻が更に五六
粒
(
つぶ
)
拾った。「椎が
実
(
な
)
った! 椎が実った!」
驩喜
(
かんき
)
の声が家に
盈
(
み
)
ちた。田舎住居は斯様な事が
大
(
たい
)
した喜の原になる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
盈(み)の例文をもっと
(45作品)
見る
みつ
(逆引き)
腹の立った事さえござんせん、
余
(
あんま
)
り果報な
身体
(
からだ
)
ですから、
盈
(
みつ
)
れば
虧
(
か
)
くるとか申します通り、こんな恐しい目に逢いましたので。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
盈(みつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
みつる
(逆引き)
左伝
(
さでん
)
に平地尺に
盈
(
みつる
)
を大雪と
為
(
す
)
と見えたるは
其
(
その
)
国暖地なればなり。唐の
韓愈
(
かんゆ
)
が雪を豊年の
嘉瑞
(
かずい
)
といひしも暖国の論なり。されど
唐土
(
もろこし
)
にも寒国は八月雪
降
(
ふる
)
事
五雑俎
(
ござっそ
)
に見えたり。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
盈(みつる)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ア
(逆引き)
当に掖廷に納れて、后宮の数に
盈
(
ア
)
つべしと。天皇聴す。……丹波の五女を
喚
(
メ
)
して、掖廷に納る。
水の女
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
盈(ア)の例文をもっと
(2作品)
見る
みた
(逆引き)
障子
(
しょうじ
)
は破れたきり張ろうとはせず、
畳
(
たたみ
)
は
腸
(
はらわた
)
が出たまゝ、
壁
(
かべ
)
は
崩
(
くず
)
れたまゝ、
煤
(
すす
)
と
埃
(
ほこり
)
とあらゆる
不潔
(
ふけつ
)
に
盈
(
みた
)
された家の内は、言語道断の汚なさであった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
盈(みた)の例文をもっと
(1作品)
見る
みて
(逆引き)
インドにも『リグヴェダ』に載るアグニの馬は前足より
霊香味
(
アムブロシヤ
)
を出し、アスヴィナウの馬は蹄下より酒を出して百壺を
盈
(
みて
)
る由。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
盈(みて)の例文をもっと
(1作品)
見る
盈
漢検準1級
部首:⽫
9画
“盈”を含む語句
盈々
盈虧
盈虚
盈進
充盈
盈満
伯盈
塩盈珠塩乾珠
昌盈
満盈
盈光
盈欠
盈溢
盈科齋
築山捧盈
“盈”のふりがなが多い著者
吉川英治
内村鑑三
徳冨蘆花
南方熊楠
北村透谷
柳田国男
蒲 松齢
石原純
蒲原有明
三木清