悪獣篇あくじゅうへん
つれの夫人がちょっと道寄りをしたので、銑太郎は、取附きに山門の峨々と聳えた。巨刹の石段の前に立留まって、その出て来るのを待ち合せた。 門の柱に、毎月十五十六日当山説教と貼紙した、傍に、東京……中学校水 …
作品に特徴的な語句
いそ 浅葱あさぎ 従容しょうよう 藁草履わらぞうり 身悶みもだ 井桁いげた あさひ 枝折戸しおりど あかね 小倉こくら 掻巻かいまき 樹蔭こかげ 蚊遣かやり ざか なだ 紺絣こんがすり 鉄漿かね 伽話とぎばなし 芙蓉ふよう 花片はなびら 蹴出けだ 一室ひとま 栄螺さざえ 沙魚はぜ 引緊ひきしま 蒲鉾かまぼこ 貴郎あなた 苔蒸こけむ 一歩ひとあし 爪尖つまさき 夢現ゆめうつつ 藻屑もくず みまわ 菩薩ぼさつ ほこ 片頬かたほ 小用こよう 結縁けちえん 崩折くずお しお 峨々がが 冥途めいど 串戯じょうだん 可哀相かわいそう 莞爾々々にこにこ 爪立つまだ 毎月まいげつ 生際はえぎわ あくた 御身おみ 風説うわさ 流眄しりめ 御容子ごようす 東雲しののめ 鵞鳥がちょう かじ 真昼間まっぴるま 鳩尾みずおち 撫肩なでがた 無性ぶしょう あじ 立停たちどま 小家こいえ 奴等やつら 諸声もろごえ 小店こみせ 驚破すわ 青柳あおやぎ 天降あまくだ 気忙きぜわ 視詰みつ 祭礼おまつり 仮声こわいろ 五分刈ごぶがり 寐入ねい 愚図々々ぐずぐず 明暮あけくれ 二条ふたすじ 南無三なむさん 小溝こみぞ 白脛しらはぎ 泡沫しぶき 橋杭はしぐい 真砂まさご 人通ひとどおり 青芒あおすすき 飜然ひらり 心許こころもと 煙草入たばこいれ すぼ 冥々めいめい 一束ひとたばね 打頷うちうなず 頤髯あごひげ うすもの 突張つッぱ