“露”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あら39.8%
つゆ26.9%
あらわ15.6%
あらは7.1%
4.2%
1.9%
あば1.0%
0.6%
さら0.6%
むき0.6%
ロシア0.4%
づゆ0.2%
0.2%
0.2%
はみ0.2%
もや0.2%
0.2%
ツユ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくして彼は、葉が褐色に枯れ落ちている屋根に、つるもどきの赤い実がつややかにわれているのを見ながら、家の門を出た。
冬の日 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
ところが慌てて福神漬の口の方を下にしたもんだから、おがおの中へこぼれてぐぢやぐぢやなの。氣味が惡いつたらなかつたわ。
梅龍の話 (旧字旧仮名) / 小山内薫(著)
旅団参謀は血肥りの顔に、多少の失望を浮べたまま、通訳に質問の意を伝えた。通訳は退屈さないため、わざと声に力を入れた。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ヱルレトリの少女の群は、頭に環かざりを戴き、美しき肩、圓き乳房のるゝやうに着たる衣に、襟のより、りたるを下げたり。
の戸をあけてそっと内部にはいると、見かけは鈍重そうな氷原の豹どもも、たちまち牙をきだし、野獣の本性をあらわしてくる。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
万一そのことがれたとしても差したる面倒も起こらず、女がお払い箱になるくらいのことでけりが付くんでしょうけれども
子供役者の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そうなっても倍音の神秘がかれない限りは、当然失神の原因に、自企的な疑いを挾まねばならない——とね。どうだい?
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
古金の大判から甲州丸形の松木の印金、古金の一両判、山下の一両金、一両、古金二分、延金、慶長金、十匁、三朱、太鼓判竹流しなんといって
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
どういうもんだか美妙斎は評論が好きで、やたらと幼稚な評論をしては頭の貧弱を惜気なくけ出してしまった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
て元のに達すれば、のプラトが又寝台の下より出来り歯を出して余を目掛け飛掛らんとす、余は其剣幕に驚きて一足背後退下らんとする程なりしが
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
(麦畑のひろがる欧北の野に、木の壁をもつ人の家がたつ。五月の春はいまなお浅く、寒ざむとした林はまだ花さえつけていないのだ。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
あかつきぬれて、きこそかよへ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
伊等各國上等船客れも美々しき服裝して着席せる其中つて、はしき春枝夫人可憐日出雄少年との姿えた。
魚市場へ行ってみると、黒い背甲擦剥いて赤身をした奴がズラリと並んで飛ぶように売れて行ったものだが、これは春先から対州の沿岸を洗い初める暖流に乗って来た鰤の大群が
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
天井は思切ツてけてゐて、而も低い。は、古い粘土色の紙を張りつめてあツたが、處々れて壁土出て、鼠の穴も出來ている。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
帆風に散るか、消えて、と見れば、海にれた、一面なる岩の端へ、船はかくれて帆の姿。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
新「だけれども隠すにも何も仕様がない、本堂へ持って行かれりゃア悪事れるじゃアねえか、黙って埋めて遣るから云えというので」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
湛々タルアリ
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)