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『梅龍の話』
ふりがな文庫
『
梅龍の話
(
うめりょうのはなし
)
』
著いた晩はどうもなかつたの。繪端書屋の女の子が、あたしのお煎餅を泥坊したのよ。それをあたしがめつけたんで大騷ぎだつたわ。でも姐さんが可哀さうだから勘辨してお遣りつて言ふから、勘辨してやつたの。⦅赤坂のお酌梅龍が去年箱根塔の澤の鈴木で大水に會 …
著者
小山内薫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「中央公論」1911(明治44)年12月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
終
(
しまひ
)
充
(
つま
)
芝居
(
しばや
)
納
(
しま
)
穢
(
きた
)
煎餅
(
せんべ
)
尚
(
なほ
)
湯治
(
たうぢ
)
露
(
つゆ
)
輪切
(
わぎ
)
汚
(
よご
)
半鐘
(
はんしよう
)
小玉
(
こたま
)
却
(
かへ
)
大慌
(
おほあわ
)
大根
(
だいこ
)
大食
(
たいしよく
)
頻
(
しき
)
懲
(
こ
)
雨風
(
あめかぜ
)
危
(
あぶな
)
質
(
たち
)
襤褸
(
ぼろ
)
著
(
つ
)
艶種
(
つやだね
)
腹
(
なか
)
穿
(
は
)
福住
(
ふくずみ
)
玉龍
(
たまりよう
)
玉簾
(
たまだれ
)
姐
(
ねえ
)
溜池
(
ためいけ
)
仕度
(
したく
)
湯本
(
ゆもと
)
水力
(
すゐりよく
)
易
(
やす
)
數
(
かず
)
捩
(
ね
)
懷
(
ふところ
)