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玉簾
ふりがな文庫
“玉簾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たまだれ
38.9%
たますだれ
27.8%
ぎょくれん
11.1%
ぎよくれん
11.1%
たまのすだれ
5.6%
タマダレ
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまだれ
(逆引き)
家臣と雖も男子は禁制されていた
玉簾
(
たまだれ
)
の奥ふかきあたりへ座頭ばかりは自由に出入を許されていたのである。
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
玉簾(たまだれ)の例文をもっと
(7作品)
見る
たますだれ
(逆引き)
訶和郎
(
かわろ
)
は
兵士
(
つわもの
)
たちの間を脱けると、宮殿の
母屋
(
もや
)
の中へ
這入
(
はい
)
っていった。そうして、広間の裏へ廻って
尾花
(
おばな
)
で編んだ
玉簾
(
たますだれ
)
の
隙間
(
すきま
)
から中を
覗
(
のぞ
)
いた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
玉簾(たますだれ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぎょくれん
(逆引き)
従来、主上と申し奉るは深い
玉簾
(
ぎょくれん
)
の内にこもらせられ、人間にかわらせたもうようにわずかに限りある
公卿
(
くげ
)
たちのほかには拝し奉ることもできないありさまであった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
玉簾(ぎょくれん)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ぎよくれん
(逆引き)
東北は山又山を重ねて、
琅玕
(
ろうかん
)
の
玉簾
(
ぎよくれん
)
深く夏日の
畏
(
おそ
)
るべきを
遮
(
さへぎ
)
りたれば、四面
遊目
(
ゆうもく
)
に足りて
丘壑
(
きゆうかく
)
の富を
擅
(
ほしいまま
)
にし、林泉の
奢
(
おごり
)
を
窮
(
きは
)
め、又有るまじき清福自在の別境なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
玉簾(ぎよくれん)の例文をもっと
(2作品)
見る
たまのすだれ
(逆引き)
春にいたり
枝
(
えだ
)
につもりし雪まづとけて葉をいださぬ木の森をなしたるに、滝の
水烟
(
すゐゑん
)
枝
(
えだ
)
に
潤
(
うるほ
)
ひしが
津
(
しづく
)
となり
氷柱
(
つらゝ
)
となりて
玉簾
(
たまのすだれ
)
をかけ
周
(
めぐら
)
したるやうなるは、これも又たぐふべきものなし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
玉簾(たまのすだれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タマダレ
(逆引き)
雲の上は、ありし昔にかはらねど、見し
玉簾
(
タマダレ
)
の うちやゆかしき
鸚鵡小町
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
玉簾(タマダレ)の例文をもっと
(1作品)
見る
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
“玉簾”と季節(夏)が同じ季語
食物|
焼酎
氷餅
素麺
李
蚕豆
行事|
武者人形
三社祭
祭
山開
菖蒲湯
植物|
向日葵
蓮花
葉桜
時候|
白夜
小満
土用
半夏生
三伏
天文|
黒南風
落雷
日盛
五月闇
夕凪
地理|
噴井
雪渓
泉
卯波
代田
動物|
松蝉
閑古鳥
目高
残鶯
蟻地獄
人事|
絵簾
花氷
川狩
白絣
露台
“玉簾”と分類(人事)が同じ季語
春|
桜餅
夜桜
種蒔き
落第
白酒
夏|
納涼
甚平
幽霊
蚊帳
螢籠
秋|
秋簾
夜学
藁塚
鳴子
豊年
冬|
焚火
鼻水
懐炉
暖房
咳
新春|
年賀
歌留多
羽子板
注連飾
双六
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玉簾瀬
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山東京山
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樋口一葉
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