“蝉”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
せみ95.3%
ぜみ4.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蝉”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.1%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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それは、輝く太陽よりも、咲誇る向日葵ひまわりよりも、鳴盛なきさかせみよりも、もっと打込んだ・裸身の・さかんな・没我的な・灼熱しゃくねつした美しさだ。
〔出典〕悟浄歎異:―沙門悟浄の手記―(新字新仮名)/中島敦(著)
自分はこの三階のよいに虫の音らしい涼しさをいたためしはあるが、昼のうちにやかましいせみの声はついぞ自分の耳に届いた事がない。
〔出典〕行人(新字新仮名)/夏目漱石(著)
りつけるやう油蝉あぶらぜみこゑ彼等かれらこゝろゆるがしてははなのつまつたやうなみん/\ぜみこゑこゝろとろかさうとする。
〔出典〕(旧字旧仮名)/長塚節(著)
他家よその世話女房をたしなめる程、子供に似げない才覚や生活の自衛を心得ているかと思うと、もうすぐ樹の肌に止っているミンミンぜみを見つけて、それに気をられていた。
〔出典〕宮本武蔵:06 空の巻(新字新仮名)/吉川英治(著)