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蝉時雨
ふりがな文庫
“蝉時雨”の読み方と例文
読み方
割合
せみしぐれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せみしぐれ
(逆引き)
そのうち
毘沙門
(
びしゃもん
)
の谷には、お移りになりまして二度目の青葉が濃くなって参ります。明けても暮れても谷の中は
喧
(
かしま
)
しい
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
ばかり。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
落葉松
(
からまつ
)
の林中には
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
が降り、道端には
草藤
(
くさふじ
)
、ほたるぶくろ、ぎぼし、がんぴなどが咲き乱れ、
草苺
(
くさいちご
)
やぐみに似た赤いものが実っている
浅間山麓より
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鹿ヶ谷のふもとに来ると、そこは、夏木立と涼しい
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
につつまれていたが、人の数は、
一
(
ひと
)
すじの山路に、
錐
(
きり
)
を立てる隙もないほどだった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蝉時雨(せみしぐれ)の例文をもっと
(20作品)
見る
蝉
漢検準1級
部首:⾍
15画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
“蝉時雨”と季節(夏)が同じ季語
食物|
青梅
昆布
心太
紫蘇
楊梅
行事|
菖蒲湯
安居
山開
峰入
祭
植物|
蓮花
葉桜
向日葵
時候|
大暑
短夜
小満
盛夏
立夏
天文|
白南風
黒南風
西日
雲海
雹
地理|
噴井
代田
氷河
植田
卯波
動物|
河鹿
蚊
蝉
天道虫
目高
人事|
団扇
扇
麦笛
虫干
絵簾
“蝉時雨”と分類(動物)が同じ季語
春|
松毟鳥
囀
古巣
蚕
百千鳥
夏|
雷鳥
蚊
老鶯
目高
夜光虫
秋|
蓑虫
鈴虫
四十雀
椋鳥
芋虫
冬|
鷦鷯
水鳥
隼
鴨
山鯨
新春|
初声
初烏
初鶏
“蝉”で始まる語句
蝉
蝉脱
蝉丸
蝉表
蝉取
蝉鳴器
蝉口
蝉折
蝉捕
蝉丸神社
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