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火取虫
ふりがな文庫
“火取虫”の読み方と例文
読み方
割合
ひとりむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりむし
(逆引き)
火取虫
(
ひとりむし
)
が
礫
(
つぶて
)
のように顔を
掠
(
かす
)
めて飛去ったのに驚かされて、空想から覚めると、君江は牛込から小石川へかけて眼前に見渡す眺望が急に何というわけもなく懐しくなった。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
髑髏の目からは
火取虫
(
ひとりむし
)
が一つひらひらと空中へ昇って
行
(
ゆ
)
く。それから又三つ、二つ、五つ。
誘惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これこそわれから死を求むる、
火取虫
(
ひとりむし
)
より
愚
(
おろか
)
なる
業
(
わざ
)
なれ。
殊
(
こと
)
に
対手
(
あいて
)
は年経し大虎、其方は犬の事なれば、
縦令
(
たと
)
ひ
怎麼
(
いか
)
なる力ありとも、尋常に
噬
(
か
)
み合ふては、彼に
勝
(
かた
)
んこといと難し。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
火取虫(ひとりむし)の例文をもっと
(3作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“火取虫”と季節(夏)が同じ季語
食物|
山女魚
心太
氷菓
蕗
泥鰌
行事|
三社祭
峰入
端午
富士詣
祭
植物|
葉桜
蓮花
向日葵
時候|
小満
土用
入梅
短夜
梅雨明
天文|
白南風
大南風
五月雨
雹
喜雨
地理|
氷河
雪渓
植田
夏空
苔清水
動物|
蝸牛
海月
蟻地獄
雨蛙
河鹿
人事|
昼寝
夏座敷
汗
麦藁帽子
団扇
“火取虫”と分類(動物)が同じ季語
春|
山繭
孕鹿
古巣
蜂
引鶴
夏|
蚯蚓
筒鳥
空蝉
穀象
金魚
秋|
啄木鳥
蓑虫
鵯
松虫
鈴虫
冬|
山鯨
狸
狐
鴨
浮寝鳥
新春|
初烏
初鶏
初声
“火取”で始まる語句
火取
検索の候補
灯取虫
虫取菫
尺取虫
火取
火虫
取付虫
“火取虫”のふりがなが多い著者
巌谷小波
永井荷風
芥川竜之介