“枇杷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びわ80.0%
びは20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただパインアップルけはよく好まれ、病気になられてからは、枇杷だの何だのの缶詰を召上られたが、平生は概して上らなかった。
解説 趣味を通じての先生 (新字新仮名) / 額田六福(著)
大原君、サアこの菓物を取り給え。名物揃いだ。枇杷の方は有名な房州南無谷の白枇杷だし、のようなのは淡路鳴門蜜柑だ。好きな方を
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
僕は室生に別れた、全然さういふ風流と縁のない暮しをつづけてゐる。あの庭は少しも変つてゐない。庭の隅の枇杷の木は丁度今寂しい花をつけてゐる。
野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ひなたの枇杷の花に来る蜂の声と、お宮の杉のうへと宝蔵倉のにわかれて喧嘩をしてゐる烏の声のほかは何もきこえないくらゐしづかにすぎていきました。
鳥右ヱ門諸国をめぐる (新字旧仮名) / 新美南吉(著)