“遠雷”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えんらい45.5%
とほいかづち27.3%
かみなり9.1%
とおかみなり9.1%
とおなり9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“遠雷”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
みゝすますと、何處いづこともなく轟々ごう/\と、あだか遠雷えんらいとゞろくがごとひゞき
ところが、遠雷えんらいの音でも聞かすか、暗転に成らなければ、舞台にれた女優だけに幕が切れない。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
遠雷とほいかづちとどろけば白き蝶の耀かがやきてくづれまた舞ひのぼる
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かそかなる遠雷とほいかづちを感じつつひつそりと桜さき続きたり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
「皆んな顏を揃へて、二階の遠雷かみなりの濟むのを待つて居た樣ですよ」
或は遠雷とおかみなりのように聞え、或は浪の音のようでもあり、又は火吹達磨ひふきだるまが火を吹いてるようにも思われれば、ゴロタ道を荷馬車が通る音のようにも思われる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ともと来た道へ取って返そうとした。その時、霧を通して見るようなほの赤い江戸の夜空に、大砲おおづつのように鳴り渡る遠雷とおなりの響を聞いたことだけを与惣次ははっきり記憶えている。