遠雷とほいかづち)” の例文
かそかなる遠雷とほいかづちを感じつつひつそりと桜さき続きたり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
遠雷とほいかづちとどろけば白き蝶の耀かがやきてくづれまた舞ひのぼる
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
遠雷とほいかづちのとどろきも昼はものうし。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)