“瑠璃鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
るりちょう66.7%
るり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳をすませば瑠璃鳥るりちょう深山頬白みやまほおじろ、くろつぐみ、駒どり、ひよどり、また昼時鳥ひるほととぎすまでが、こだまするばかりわしているのだった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
胸の赤いアメリカ駒鳥こまどりは群をなすことはないようであるが、いつでも二、三羽裏庭の芝生にやってきている。たいへん姿勢のよい鳥である。それから瑠璃鳥るりちょうのような色の鳥もよくくる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
黙つてろと親友の子の肩を押へた朴の木にほら瑠璃鳥るりが啼いてる
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)