“鴫焼”の読み方と例文
読み方割合
しぎやき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……おかずも、あの、お好きな鴫焼しぎやきをして上げますから、おとなしくしていらっしゃいまし。お腹が空いたって、人が聞くと笑います。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
親しく出入する人その価附ねづけを見しに、隠元豆いんげんまめの初めて市場に出でしというが一二十本にて代金二分、同じく茄子なす鴫焼しぎやきが代金七両とあるに舌を巻きて驚き
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
料理は鮪の刺身、照焼の魚、鴫焼しぎやき茄子なす、ひややつこ、薩摩汁などにさふらひき。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)