“茄子”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
なす80.2%
なすび19.1%
ナスビ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“茄子”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.7%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行2.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
裏の畠には、前の年に試みた野菜の外に茄子なす黄瓜きうりなどを作り、垣根には南瓜かぼちゃつるわせた。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
囲炉裡いろりの灰の中に、ぶすぶすとくすぶっていたのを、抜き出してくれたのは、くしに刺した茄子なすの焼いたんで。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蠶豆そらまめ莢豌豆さやえんどうの畑がまわりを取り巻いていて、夏は茄子なすび胡瓜きゅうりがそこら一面にできる。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
自分も子供の頃は「うり茄子なすびの花ざかり」とか、「おまんかわいや布さらす」とかいう歌のおもむきをよく知っていた。
峠に関する二、三の考察 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
小沢蘆庵翁の歌に、「いにしへは、大根オホネ はじかみ 韮 茄子ナスビ、瓜のたぐひも、歌によみけり」といへるは、歌をむげに狭くとりなし、古き集どもに例ある物の外には、題もたやすくはものせず、なべて海月なす筋も骨もなきものに、読みそこなひ来れる悪癖を看破せられたるものにぞあるべき。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)