“柿”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
かき90.3%
がき6.9%
こけら1.4%
コケラ1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“柿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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それはかのかき木金助ききんすけ紙鳶たこに乗って、名古屋の城の金の鯱鉾しゃちほこを盗むという事実を仕組んだもので、鬼太郎君は序幕と三幕目を書いた。
〔出典〕綺堂むかし語り(新字新仮名)/岡本綺堂(著)
衣服きものを剥がれたので痩肱やせひじこぶを立てているかきこずえには冷笑あざわらい顔の月が掛かり、青白くえわたッた地面には小枝さえだの影が破隙われめを作る。
〔出典〕武蔵野(新字新仮名)/山田美妙(著)
お兼 (戸棚とだなからさらがきを入れて持ちきたる)さあ、これをおあがり。秋にかあさんが干しておいたのだよ。私はちょっとお台所を見て来るからね。(裏口から退場)
〔出典〕出家とその弟子(新字新仮名)/倉田百三(著)
廊の隅々には、打ち重なったまま、がきみたいな臭気を抱いて寝くたれている兵が見える。――俊基は足を忍ばせて、室へもどり、消えかけているしょくの灯を掻き立てた。
〔出典〕私本太平記:02 婆娑羅帖(新字新仮名)/吉川英治(著)
道を挟んで、牡丹と相向う処に、亜鉛トタンこけらの継はぎなのが、ともに腐れ、屋根が落ち、柱の倒れた、以前掛茶屋か、中食ちゅうじきであったらしい伏屋の残骸ざんがいが、よもぎなかにのめっていた。
〔出典〕灯明之巻(新字新仮名)/泉鏡花(著)
森さんの記録には、前後の藁屋、屋根はコケラ葺きで、語どほりの藁葺きではなかつたとあるのは、春嶽の文章に板屋とあるのが、観察を誤つてゐないことを示してゐる。
〔出典〕橘曙覧評伝(新字旧仮名)/折口信夫(著)