“柿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かき90.7%
がき6.7%
こけら1.3%
コケラ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“柿”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そのえだたかうへはうには、たつた一つだけかきあかいのがのこつてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
長雨あげくの道中となれば、めっきり強い日があたって来て、半蔵も平兵衛も路傍の桃の葉やかきの葉のかげで汗をふくほど暑い。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ころがきのやうなかみつたしもげた女中ぢよちうが、雜炊ざふすゐでもするのでせう――土間どま大釜おほがましたいてました。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
廊の隅々には、打ち重なったまま、がきみたいな臭気を抱いて寝くたれている兵が見える。――俊基は足を忍ばせて、室へもどり、消えかけているしょくの灯を掻き立てた。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道を挟んで、牡丹と相向う処に、亜鉛トタンこけらの継はぎなのが、ともに腐れ、屋根が落ち、柱の倒れた、以前掛茶屋か、中食ちゅうじきであったらしい伏屋の残骸ざんがいが、よもぎなかにのめっていた。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
屋根はコケラ葺きで、語どほりの藁葺きではなかつたとあるのは、春嶽の文章に板屋とあるのが
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)