“干柿”の読み方と例文
読み方割合
ほしがき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いったい蛮土(ばんど)の物は濃厚(のうこう)で、日本の物は淡味(たんみ)です。菓子でも、干柿(ほしがき)や糯(もち)の甘味で、十分舌に足りていたものが、砂糖に馴れると、もうそれでは堪能(たんのう)しなくなります
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
家でも正月だけは集まってこれを食べたと見えて、干柿(ほしがき)・榧(かや)・搗栗(かちぐり)というような、今はお菓子といわない昔の菓子が、三方折敷(さんぼうおしき)の上に鏡餅(かがみもち)と共にかならず積みあげられる。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
小説家なぞになるものでない、と云って聞かして、干柿(ほしがき)を三つくれて帰えす。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)