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干戈
ふりがな文庫
“干戈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんか
88.6%
かんくわ
11.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんか
(逆引き)
また、戦国の世にはすべて武人多くして、出家の僧侶にいたるまでも
干戈
(
かんか
)
を事としたるは、
叡山
(
えいざん
)
・
三井寺
(
みいでら
)
等の古史に徴して知るべし。
徳育如何
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
さて彼女が夫を
伴
(
つ
)
れ去らんとするに臨み、侯呼び還して、今後また汝の夫が
干戈
(
かんか
)
を執ってわが軍に向わばどう処分すべきやと尋ねると
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
干戈(かんか)の例文をもっと
(39作品)
見る
かんくわ
(逆引き)
果
(
は
)
た又、我が父祖の国をして屈辱の平和より脱せむが為めに再び正義の名を借りて
干戈
(
かんくわ
)
を動かさしむるの時に立ち至らざるや否や。
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
なほ御
四五
跡をしたうて
責討
(
せめう
)
てば、
古郷
(
ふるさと
)
の
辺
(
ほと
)
りは
四六
干戈
(
かんくわ
)
みちみちて、
四七
涿鹿
(
たくろく
)
の
岐
(
ちまた
)
となりしよしを
四八
いひはやす。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
干戈(かんくわ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“干戈”の意味
《名詞》
干戈(かんか)
(古い用法)武器。軍事力。
(「干」は盾、「戈」は矛)戦争。
(出典:Wiktionary)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
戈
漢検1級
部首:⼽
4画
“干戈”で始まる語句
干戈隊
干戈剣戟
検索の候補
干戈隊
干戈剣戟
“干戈”のふりがなが多い著者
司馬遷
大隈重信
福沢諭吉
井上円了
幸田露伴
新渡戸稲造
南方熊楠
吉川英治
島崎藤村
蒲原有明