“除夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぢよや50.0%
じょや25.0%
じよや12.5%
サン・シルヴェストル12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多事多難なりける明治三十六年も今日に尽きて、今は其の夜にさへなりにけり、寺々には百八煩悩の鐘鳴り響き、各教会には除夜ぢよや集会あつまり開かる
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
停車場に別れを告げて、わが家をさして車をりつ。ここにてはいまも除夜じょやに眠らず、元旦に眠るが習いなれば、万戸寂然たり。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
無論むろんわたしにはのぞみの好敵こうてき手だつた。大正十三年から十四年へのばん除夜じよやの鐘をきながら、先生と勝負せうふあらそつた事もある。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
復活祭パーク四芸術祭レ・キャザール七月十四日キャトールズ・ジュイエ降誕祭ノエル除夜サン・シルヴェストル、オペラ座やヴェルサイユ宮の慈善興行グラン・ギャラ……満寿子さん、六右衛門さん、長謙さん、珠子さん、山チイ、だいこんの六人組が大騒ぎをして遊ぶとき
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)