“干菜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほしな55.6%
かんさい22.2%
ひば22.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“干菜”を含む作品のジャンル比率
産業 > 畜産業 > 畜産史 事情100.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それで蔬菜そさい庖丁はうちやうにかゝるあひだくちにこそつぱい干菜ほしな切干きりぼしやそれも缺乏けつばうげれば
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
うちへ入ると、通し庭の壁側かべぎはに据ゑた小形のへつつひの前に小さくしやがんで、干菜ほしなでも煮るらしく、鍋の下を焚いてゐた母親が、
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
兄弟は、黄金こがねかんざしを持って、母に教えられたとおり、そっと戻って、農家の軒下へ行った。そして、まだほかにも吊るしてある干菜かんさいや柿の縄へ、その釵をして帰って来た。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから豚の仔を丸ごと油で煮たのや、山羊の吸物の鍋や、干菜かんさい牛酪ぎゅうらくで煮つけた物だの、年数のかかった漬物だの――運ばれてくるごとに、三名は、その豪華な珍味の鉢や大皿に眼を奪われた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
――旅のあわれを味わおうと、硝子ガラス張りの旅館一二軒を、わざと避けて、軒に山駕籠やまかご干菜ひばるし、土間のかまどで、割木わりぎの火を
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
更に初めて寒地に来りて彼此に慣れざるが為めに、知らざるうちに空費あるをも省略せんと欲して、或は夕食には干菜ひばとして雑炊とし、或は製粉処にて粗末にて安価なるものを求めて団子としてしょくする等は
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)