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兎
ふりがな文庫
“兎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
と
75.6%
うさぎ
22.2%
う
1.0%
うさ
0.6%
うざぎ
0.1%
か
0.1%
とに
0.1%
とも
0.1%
ウ
0.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と
(逆引き)
しかしあの
逞
(
たくま
)
しいムツソリニも一
椀
(
わん
)
の「しるこ」を
啜
(
すゝ
)
りながら、
天下
(
てんか
)
の
大勢
(
たいせい
)
を
考
(
かんが
)
へてゐるのは
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
想像
(
さうぞう
)
するだけでも
愉快
(
ゆくわい
)
であらう。
しるこ
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
兎(と)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うさぎ
(逆引き)
十一二の
編
(
あみ
)
さげで、
袖
(
そで
)
の長いのが、
後
(
あと
)
について、七八ツのが森の下へ、
兎
(
うさぎ
)
と色鳥ひらりと入った。葭簀
越
(
ごし
)
に、老人はこれを透かして
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
兎(うさぎ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
う
(逆引き)
玄妙
(
げんみょう
)
きわまる槍と、
精妙無比
(
せいみょうむひ
)
な太刀はここにたがいの呼吸をはかり、たがいに、
兎
(
う
)
の
毛
(
け
)
のすきをねらい合って一瞬一瞬、にじりよった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兎(う)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
うさ
(逆引き)
「狐こんこん狐の子、狐の団子は
兎
(
うさ
)
のくそ。」
雪渡り
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
兎(うさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うざぎ
(逆引き)
蛇
(
へび
)
が出る、
狐
(
きつね
)
が出る、
兎
(
うざぎ
)
が出る、私の家のまわりにも秋の草が一面に咲き乱れていて、姉と一緒に
笊
(
ざる
)
を持って花を摘みに行ったことを
微
(
かす
)
かに記憶している。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
兎(うざぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
か
(逆引き)
けれど
私
(
わたくし
)
は
心付
(
こゝろつ
)
くと、
響
(
ひゞき
)
の
源
(
みなもと
)
は
决
(
けつ
)
して
近
(
ちか
)
い
所
(
ところ
)
ではなく、
四邊
(
あたり
)
がシーンとして
居
(
を
)
るので
斯
(
か
)
く
鮮
(
あざや
)
かに
聽
(
きこ
)
えるものゝ、
少
(
すくな
)
くも三四
哩
(
マイル
)
の
距離
(
へだゝり
)
は
有
(
あ
)
るだらう、
何
(
なに
)
は
兎
(
か
)
もあれ
斯
(
かゝ
)
る
物音
(
ものおと
)
の
聽
(
きこ
)
ゆる
以上
(
いじやう
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
兎(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
とに
(逆引き)
「
兎
(
とに
)
に
角
(
かく
)
もう一年
辛抱
(
しんばう
)
しなさい。今の学校さへ卒業しちまへば………
母親
(
おふくろ
)
だつて段々取る年だ、さう
頑固
(
ぐわんこ
)
ばかりも
云
(
い
)
やアしまいから。」
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
兎(とに)の例文をもっと
(1作品)
見る
とも
(逆引き)
大勢にて追取卷
組
(
くん
)
づ
解
(
ほぐ
)
れつ戰ふ有樣善か惡かは分らね共若者の
働
(
はたら
)
き
凡人
(
ぼんじん
)
ならず天晴の手練かなと感じ
乍
(
なが
)
らに見て居たるに今
大勢
(
おほぜい
)
の雲助に
叩
(
たゝ
)
き
伏
(
ふせ
)
られ已に一命も危く見ゆる
故
(
ゆゑ
)
彼
(
かの
)
武士は立上り何は
兎
(
とも
)
あれ惜き若者見殺しにするも
情
(
なさけ
)
なし
率
(
いざ
)
助
(
たす
)
けて呉んと
鍛
(
きた
)
え上たる
鐵
(
てつ
)
の
禪杖
(
ぜんぢやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
兎(とも)の例文をもっと
(1作品)
見る
ウ
(逆引き)
そんな風な処々は、
兎
(
ウ
)
の毛で突いた程も、見えませんでした。
芝居に出た名残星月夜
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
兎(ウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“兎”の意味
《名詞: ja》
うさぎ(詳細は、「うさぎ」の項を参照)
(出典:Wiktionary)
兎
漢検準1級
部首:⼉
7画
“兎”と季節(冬)が同じ季語
食物|
湯豆腐
冬菜
朱欒
小松菜
乾鮭
行事|
節分
七五三
針供養
羽子板市
年越
植物|
枯木
寒椿
水仙
葉牡丹
柊
時候|
霜月
大寒
除夜
神無月
師走
天文|
小春日和
北風
霜柱
初雪
氷柱
動物|
鳰
鴨
山鯨
寒雀
冬眠
人事|
鼻水
毛皮
火鉢
炭
風邪
“兎”と分類(動物)が同じ季語
春|
孕鹿
蜷
鷽
囀
鶯
夏|
蝮
瑠璃鳥
繭
蚤
蝸牛
秋|
法師蝉
椋鳥
雁
蜻蛉
蓑虫
冬|
鶲
山鯨
鴨
鷹
浮寝鳥
新春|
初声
初烏
初鶏
哺乳類の漢字
鼯鼠
鼬
鼠
麒麟
鹿
鯱
驢馬
駱駝
馴鹿
馬
長尾驢
野牛
豹
象
豚
蝙蝠
虎
膃肭臍
羚羊
羊
...
“兎”の関連語
野兎
兔
“兎”を含む語句
木兎
兎角
玉兎
熟兎
脱兎
野兎
兎口
赤兎
家兎
兎狩
兎耳
月兎
耳木兎
兎原
兎道
兎毛
赤兎馬
兎唇
小兎
白兎
...
“兎”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
岡本かの子
海野十三
伊藤野枝
国枝史郎
芥川竜之介
森鴎外
夏目漱石
宮沢賢治
泉鏡花