“兎狩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うさぎが50.0%
うさぎがり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国にいるとき兎狩うさぎがりを二、三度したことがある。それから高等学校の端艇競漕ボートきょうそうの時に旗振りの役を勤めたことがある。その時青と赤と間違えて振ってたいへん苦情が出た。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ただ当時とうじ男子だんしにとりてなによりの娯楽たのしみ猪狩ししが兎狩うさぎがなどあそびでございました。
その時宿主らの連れて居る猟犬は兎狩うさぎがりに行って兎を喰殺して帰って来るという始末しまつで大変に殺伐さつばつな光景が現われて来た。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
三四郎は元来あまり運動きではない。くにに居るとき兎狩うさぎがりを二三度した事がある。それから高等学校の端艇ボート競争のときに旗振はたふりの役を勤めた事がある。其時青と赤と間違へて振つて大変苦情が出た。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)