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当時
ふりがな文庫
“当時”のいろいろな読み方と例文
旧字:
當時
読み方
割合
とうじ
47.2%
たうじ
15.1%
そのころ
9.4%
いま
7.5%
そのかみ
5.7%
そのとき
3.8%
とき
3.8%
いまどき
1.9%
このごろ
1.9%
むかし
1.9%
ソノカミ
1.9%
▼ 他 8 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじ
(逆引き)
あのときの、
女
(
おんな
)
の
先生
(
せんせい
)
は、まだいらっしゃるだろうか。それにつけ、
僕
(
ぼく
)
は、
深
(
ふか
)
く
心
(
こころ
)
にのこって、
忘
(
わす
)
れられない
当時
(
とうじ
)
の
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
があります。
だれにも話さなかったこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
当時(とうじ)の例文をもっと
(25作品)
見る
たうじ
(逆引き)
何
(
なん
)
でも
飛騨
(
ひだ
)
一
円
(
ゑん
)
当時
(
たうじ
)
変
(
かは
)
つたことも
珍
(
めづ
)
らしいこともなかつたが、
唯
(
たゞ
)
取出
(
とりい
)
でゝいふ
不思議
(
ふしぎ
)
は、
此
(
こ
)
の
医者
(
いしや
)
の
娘
(
むすめ
)
で、
生
(
うま
)
れると
玉
(
たま
)
のやう。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
当時(たうじ)の例文をもっと
(8作品)
見る
そのころ
(逆引き)
しかしながら、彼らの行ったところは、主としていわゆる「部落改善」でありました。もちろんこれは
当時
(
そのころ
)
にとって、もっとも必要な手段でありました。
融和促進
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
当時(そのころ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
いま
(逆引き)
当時
(
いま
)
の殿様の
曾祖父様
(
ひいおじいさま
)
の時代の
噺
(
はなし
)
で、その奥様が
二歳
(
ふたつ
)
になる若様を残して
御死亡
(
おなくなり
)
になりました、ソコで間もなく
他
(
た
)
から
後妻
(
にどぞい
)
をお貰いになって
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
当時(いま)の例文をもっと
(4作品)
見る
そのかみ
(逆引き)
恋々
(
れんれん
)
たるわれを、つれなく見捨て去る
当時
(
そのかみ
)
に未練があればあるほど、人も犬も草も木もめちゃくちゃである。孤堂先生は
胡麻塩
(
ごましお
)
交
(
まじ
)
りの
髯
(
ひげ
)
をぐいと引いた
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
当時(そのかみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
そのとき
(逆引き)
自分はかれを七年以前、故郷のある村の
村塾
(
そんじゅく
)
で初めて見た。かれは
当時
(
そのとき
)
、村の青年四、五名をあつめて漢籍を教えていた。
まぼろし
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
当時(そのとき)の例文をもっと
(2作品)
見る
とき
(逆引き)
三四年前、この村から十里許り隔つた或村に同じ
疫
(
やまひ
)
が
猖獗
(
しやうけつ
)
を極めた時、所轄警察署の
当時
(
とき
)
の署長が、大英断を以て全村の交通遮断を行つた事がある。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
当時(とき)の例文をもっと
(2作品)
見る
いまどき
(逆引き)
しかるに振袖の娘は、山姫どころか、(今は何と云うか
確
(
たしか
)
でない)……さ、さ、法界……あの女である。
当時
(
いまどき
)
は、安来節、おはら節などを唄うと聞く、流しの法界屋の
姉
(
ねえ
)
さんの仮装したのに過ぎない。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
当時(いまどき)の例文をもっと
(1作品)
見る
このごろ
(逆引き)
勝四郎は
雀部
(
ささべ
)
に従ひて京にゆき、絹ども残りなく交易せしほどに、
当時
(
このごろ
)
都は
四三
花美
(
くわび
)
を好む
節
(
とき
)
なれば、
四四
よき徳とりて
東
(
あづま
)
に帰る
用意
(
はかりごと
)
をなすに、
今度
(
このたび
)
上杉の
兵
(
つはもの
)
鎌倉の御所を
陥
(
おと
)
し
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
当時(このごろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
むかし
(逆引き)
当時
(
むかし
)
盲縞
(
めくらじま
)
の腹掛けは今日黒の三つ紋の羽織となりぬ。金沢裁判所新任検事代理村越欣弥氏は、実に三年前の馭者台上の金公なり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
当時(むかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ソノカミ
(逆引き)
当麻路に墓を造りました
当時
(
ソノカミ
)
、石を
搬
(
ハコ
)
ぶ若い衆にのり移つた
霊
(
タマ
)
が、あの長歌を
謳
(
ウタ
)
うた、と申すのが伝へ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
当時(ソノカミ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“当時”の意味
《名詞・形容動詞》
当 時(とうじ)
その時。その頃。
現在、今日(こんにち)。
(出典:Wiktionary)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌
当初
検索の候補
其当時
帰幽当時
結婚当時
裾野当時
開拓当時
事件発生当時
正当恁麼時
“当時”のふりがなが多い著者
下村千秋
三遊亭円朝
徳冨蘆花
永井壮吉
泉鏡太郎
泉鏡花
伊藤左千夫
樋口一葉
徳田秋声
国木田独歩