“霊”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
れい32.8%
たま21.3%
たましい13.1%
たましひ8.2%
みたま4.9%
タマ3.3%
たまし2.5%
くす1.6%
りょう1.6%
あにま0.8%
0.8%
くし0.8%
こころ0.8%
こゝろ0.8%
さと0.8%
もの0.8%
アニマ0.8%
アーム0.8%
タマシイ0.8%
トテム0.8%
ミタマ0.8%
モノ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平家の人びとのは、まだじゅうぶんには、なぐさめられなかったとみえます。つぎの物語はこのふしぎなことのひとつであります。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
そこまで信仰においつめられたと言うよりも、自らのよるべをつきとめて、そこに立ち到ったのだと言う外はない。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
わたしのはここを離れて、天の喜びにいても、坊の行末によっては満足が出来ないかも知れません、よっくここをえるのだよ……
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
而して更に新らしい驚異の鋭感にやるせなきわれ自らのを慄かす近代の心にもなほありしそのままの声音に郭公は啼き、寂しい日本の笛は鳴る。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
聖上のみならず、私は玉音をとほして歴代 至尊のを如実に感じた。 聖武天皇の玉音をもこゝに彷彿し申し上げたと云つてよい。
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
そこまで信仰におひつめられたと言ふよりも寧、自らのよるべをつきとめて、そこに立ち到つたのだと言ふ外はない。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そして心の底までっとするような気がすると、それと同時に楯井さんは、すぐ嫁さんのだと思込んでしまった。
惨事のあと (新字新仮名) / 素木しづ(著)
越え 千年る 宮居が址に なづさへば ひのことごと よろづ代に らすごと 仄暗の 高どのぬちに しくも 光りいませる 救世のみほとけ
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
よしやその悲鳴が生きのように武蔵野の宙を馳けめぐるとも耳にとめる往来の人がありますまい。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが吾々はに於て神の国に生きる事が出来ると同時に肉体に於てカイザルの国に属してゐるのですからね。今の現世に於て、吾々は何と云つてもカイザルの支配を受けない訳に行かないのです。
森のなかにはいのちのしきちからが織りなした無数の驚異が秋の夕の星のやうに漂ふてゐるかも知れない。
沈黙の扉 (新字旧仮名) / 吉田絃二郎(著)
驚けよ、この命、びに若し
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
卑怯だ、此奴! からそれは求めぬであった。またそれを求むる位なら、なぜ、行方も知れずうる影なきその人を、かくまで慕う。忘れられぬはそのであろう。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
若い刺青師のは墨汁の中に溶けて、皮膚にんだ。焼酎に交ぜて刺り込む琉球朱の一滴々々は、彼の命のしたゝりであった。彼は其処に我が魂の色を見た。
刺青 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
戯れに一絶をって曰く、〈聞説獼猴性すこぶるし、相車来ればすなわち満山に迎う、騾にちてここに到れば何ぞかつて見ん、始めて覚る毛虫にもまた世情〉。
騒ぎにつけこんで、悪いや、が、うようよとつめかけて来るもので御座ります。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
いゝえ、神父さま、私はお金のことばかり考へてゐるわけではありません。のたすかりのことを第一に忘れてはをりませぬ。また、慈善の心も忘れてはをりませぬ。
わが血を追ふ人々 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
然してこれらの花のに於ける最も英雄的努力の驚嘆すべき伝記を述べた書はチヤールス・ダーヰンの「蘭と昆虫」である。——。
卓上演説 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
 私はどうしたら好いんだろう、アア私の
葦笛(一幕) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
さて昔は日本にも族霊盛んに行われ、一部族また一家族が蛇狼鹿、その他の諸物を各々その族のとしたらしいてふ拙見は、『東京人類学会雑誌』二七八号三一一頁に掲げ置いた。
あはれ、やさしかりし友のは今よみの国に安らかな眠りを続けて居られる事でせう。
手紙 (新字旧仮名) / 知里幸恵(著)
騒ぎにつけこんで、悪いや、が、うよ/\とつめかけて来るもので御座ります。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)