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『わが血を追ふ人々』
ふりがな文庫
『
わが血を追ふ人々
(
わがちをおうひとびと
)
』
その一 渡辺小左衛門は鳥銃をぶらさげて冬山をのそ/\とぶらついてゐる男のことを考へると、ちようど蛇の嫌ひな者が蛇を見たときと同じ嫌悪を感じた。この男が鳥銃をぶらさげて歩くには理由があるので、人に怪しまれず毎日野山を歩き廻るには猟人の風をする …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「近代文学 第一巻第一号」1946(昭和21)年1月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
霊
(
アニマ
)
入牢
(
じゆろう
)
中間
(
ちゆうげん
)
綽々
(
しやくしやく
)
死
(
じに
)
神父
(
パードレ
)
祐筆
(
ゆうひつ
)
鯨波
(
とき
)
首途
(
かどで
)
陳景
(
のぶかげ
)
金鍔
(
きんつば
)
采女
(
うねめ
)
篝
(
かがり
)
涯
(
はて
)
松明
(
たいまつ
)
曾
(
かつ
)
掩
(
おお
)
半刻
(
はんとき
)
之
(
これ
)