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鯨波
ふりがな文庫
“鯨波”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とき
64.9%
ときのこえ
13.5%
げいは
10.8%
くじらなみ
5.4%
くぢらなみ
2.7%
スローガン
2.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とき
(逆引き)
さてはや、
念佛
(
ねんぶつ
)
、
題目
(
だいもく
)
、
大聲
(
おほごゑ
)
に
鯨波
(
とき
)
の
聲
(
こゑ
)
を
揚
(
あ
)
げて
唸
(
うな
)
つて
居
(
ゐ
)
たが、やがて
其
(
それ
)
も
蚊
(
か
)
の
鳴
(
な
)
くやうに
弱
(
よわ
)
つてしまふ。
取亂
(
とりみだ
)
さぬ
者
(
もの
)
は
一人
(
ひとり
)
もない。
旅僧
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鯨波(とき)の例文をもっと
(24作品)
見る
ときのこえ
(逆引き)
その沈着な容子と、朗々たる
音吐
(
おんと
)
に、一瞬敵味方とも耳をすましたが、終ると共に、玄徳の兵が、わあっと正義の
軍
(
いくさ
)
たる誇りを
鯨波
(
ときのこえ
)
としてあげた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鯨波(ときのこえ)の例文をもっと
(5作品)
見る
げいは
(逆引き)
敗軍の
鯨波
(
げいは
)
は、まっ黒に北へなだれ、西へまよい、その間にもなお多くの死傷者を出しながら、やがて南のほうへ一路
潰走
(
かいそう
)
しはじめた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鯨波(げいは)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
くじらなみ
(逆引き)
越後の
鯨波
(
くじらなみ
)
といふ、日本海に面した名もない町へでかけたのだ。着いた日は海も見えない吹雪だつたといふ。便りの冒頭にそんなことが書いてあるのだ。
蒼茫夢
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
鯨波(くじらなみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くぢらなみ
(逆引き)
鯨波
(
くぢらなみ
)
は少し雑沓しすぎる。あそこよりも設備はないが、
親不知
(
おやしらず
)
あたりの方が、山も大きいし海も怒濤に富んでゐて、感じが好い。
談片
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
鯨波(くぢらなみ)の例文をもっと
(1作品)
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スローガン
(逆引き)
現代は個人主義の時代であり、少数者の時代であるとは全ての政治家、社会主義者を問はず一様に提唱し又
屡々
(
しばしば
)
繰返される
鯨波
(
スローガン
)
である。
少数と多数
(新字旧仮名)
/
エマ・ゴールドマン
(著)
鯨波(スローガン)の例文をもっと
(1作品)
見る
鯨
常用漢字
中学
部首:⿂
19画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
“鯨”で始まる語句
鯨
鯨幕
鯨油
鯨飲
鯨骨
鯨狼
鯨音
鯨船
鯨鱷
鯨帯
検索の候補
勝鯨波
“鯨波”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
エマ・ゴールドマン
杉山萠円
江見水蔭
島崎藤村
小栗虫太郎
吉川英治
泉鏡花
小熊秀雄
夢野久作