“題目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいもく64.0%
テーマ24.0%
はなし4.0%
みだし4.0%
モチーフ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてはや、念佛ねんぶつ題目だいもく大聲おほごゑ鯨波ときこゑげてうなつてたが、やがてそれくやうによわつてしまふ。取亂とりみださぬもの一人ひとりもない。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そこで、学生は心に浮かんだ最初の題目テーマを捉えた。それは、ちょうど彼が炉棚の上に見つけた一皿の林檎から思いついたものであった。
帰つて行きましたが、翌朝新聞を見ますると、職工の芸妓殺げいぎころしと云ふ二号題目みだしの二版がある、——アヽ、何故なぜ無理にも前夜一泊させなかつたかと、実に悔恨くわいこんの情に堪へませんでした
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
提出された題目モチーフは、単に、次のようにしるされているだけであった。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)