“蚊”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
98.2%
あぶ0.9%
0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これは、あかい血、これは、くろい血。」ころされた、一匹、一匹、はらのふとい死骸を、枕頭の「晩年」の表紙の上にならべて、家人が、うたう。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
さら土瓶どびんした穿ほぢくり、いぶし火鉢ひばち取分とりわけて三じやくゑん持出もちいだ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なに親父おやぢだいから贔屓ひいきにしてつてるものですから、時々とき/″\なんだつてつてるんです。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
だけがきずだが、至る処の堂宮どうみや寝室ねま日蔭ひかげの草はしとね、貯えれば腐るので家々の貰い物も自然に多い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
が顔へぶつかってくるような露地ろじだった。案のじょうそこへ入ると、薄ぐらい明りのさす門口かどぐちで、養父ちちの声がしていた。
鍋島甲斐守 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山茶花さざんかの咲く冬のはじめごろなど、その室の炭のにおいが漂って、淡い日がらんの鉢植にさして、白い障子にはねの弱いあぶがブンブンいっているのを聞きながら
マトイアテルヨリハ、ワガ思念開陳シネンカイチン体系タイケイスジミチチテリ、アラワナル矛盾ムジュンモナシ、一応イチオウ首肯シュコウアタイスレバ、我事ワガコトオワレリ、白扇ハクセンサットヒライテ、スネノハラウ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)