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蚊屋
ふりがな文庫
“蚊屋”の読み方と例文
読み方
割合
かや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かや
(逆引き)
暫く
談
(
はなし
)
を聞いているうちに、飾磨屋さんがいなくなったので聞いて見ると、太郎を連れて二階へ上がって、
蚊屋
(
かや
)
を
吊
(
つ
)
らせて寐たと云うじゃありませんか。
百物語
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その晩、岸本はまだ旅から帰りたての客のような形で、兄の義雄と同じ
蚊屋
(
かや
)
の内に寝た。
高輪
(
たかなわ
)
にあるこの新開の町ではもう一月も前から蚊屋を
釣
(
つ
)
るという。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
高品さん夫妻にさえ話さず、売り残って半ば不用の本の詰った四つの本箱や、机や、やぶれ
蒲団
(
ぶとん
)
や穴だらけの
蚊屋
(
かや
)
。よごれたまま押入へ突込んである
下衣
(
したぎ
)
や足袋類。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
蚊屋(かや)の例文をもっと
(9作品)
見る
“蚊屋(
蚊帳
)”の解説
蚊帳(かや、かちょう、ぶんちょう、蚊屋)は、蚊などの害虫から人などを守るための網。
(出典:Wikipedia)
蚊
常用漢字
中学
部首:⾍
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“蚊屋”で始まる語句
蚊屋野
検索の候補
蚊屋野
母衣蚊屋
“蚊屋”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
岩野泡鳴
島崎藤村
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寺田寅彦