“蚊帳”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かや96.6%
かちょう1.5%
がや1.5%
かやア0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蚊帳”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この子は、母よりも父のほうをよけいにしたっていて、毎晩六畳に父と蒲団ふとんを並べ、一つ蚊帳かやに寝ているのです。
おさん (新字新仮名) / 太宰治(著)
一とおり用意も出来て、階下の六畳、——その頃正三は階下で寝るようになっていた、——の蚊帳かやにもぐり込んだ時であった。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)
そのあたり片づけて吊る蚊帳かちょうかな
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つり初に寝て見る昼の蚊帳かちょうかな 惟斗
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
この暑さに、色もてたボロ蚊帳がやの中で、藤兵衛は裸で寝ていた。むっくり、ひじを起して、
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朱実は熱ッぽい顔をよけいにあからめて恥じるように、紙蚊帳がやふすまを、その顔へかぶった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
作「話したってかんべえ、それで其の蚊帳かやア質屋へ持って行こうって取りに掛ると、女房かみさん塩梅あんべえわりいし赤ん坊は寝て居るし」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
新「此の蚊帳かやア持って往ったら三両か五両も貸すか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)