“椽”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えん64.4%
たるき20.3%
ゑん5.1%
たりき1.7%
てん1.7%
のき1.7%
ふち1.7%
へり1.7%
タルキ1.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“椽”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
芸術・美術 > 音楽 > 邦楽6.2%
文学 > 中国文学 > 小説 物語4.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
幅一尺の揚板あげいたに、菱形ひしがたの黒い穴が、えんの下へ抜けているのをながめながら取次をおとなしく待つ。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今度は後方うしろだと振りむく途端に、五寸近くあるおおきな奴がひらりと歯磨の袋を落してえんの下へけ込む。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
上へぬけ出そうと押してはみるが、梁やら桁やら、たるきやら、瓦やら土やら積み重なっていることとて、いっかな動きそうにもない。
長崎の鐘 (新字新仮名) / 永井隆(著)
それは破れた数本のたるきのある小家で、くずちようとしている壁を木の股で支えてあるのが見えた。
田七郎 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
さりとも此處こゝまでしものをこのままかへるも無益むやくしゝと、にはよりぐりてゑんあがれば
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
さら土瓶どびんした穿ほぢくり、いぶし火鉢ひばち取分とりわけて三じやくゑん持出もちいだ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ここにその神の髮をりて、その室のたりきごとに結ひ著けて、五百引いほびきいは一二を、その室の戸に取りへて
諸友はその老かつ頽なるものにき、一えいてんを抜きてこれに代え、以て数月の風雨を支えんと欲す。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
十九日 ありなし雲、のきの端にあり。
雲の日記 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
その時分まで、黒子の男が球台のふちから顔をもたげないのがちょっと妙ではあった。
撞球室の七人 (新字新仮名) / 橋本五郎(著)
コレ、タケちやん、舟のへりへ寄りかゝるのではありませんよ、音なしくシヤントして入つしやい。
鼻で鱒を釣つた話(実事) (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
爾に其大神の髪を取りて、其室屋のタルキ毎にい著けて、五百引石イオビキイワを其室屋の戸に取えて、其妻須勢理毘売を負いて、其大神の生大刀イクタチ生弓矢イクユミヤまた其天詔琴アメノノリゴトを取り持たして、逃げ出でます時に、其天詔琴樹にふれて、ツチとどろきき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)