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椽鼻
ふりがな文庫
“椽鼻”の読み方と例文
読み方
割合
えんばな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんばな
(逆引き)
部屋のなかは少し暗くなって、前の時より見にくく、なったから、とうとう
椽鼻
(
えんばな
)
へ出て
腰
(
こし
)
をかけながら
鄭寧
(
ていねい
)
に拝見した。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
四尺の
空地
(
くうち
)
を池の
縁
(
ふち
)
まで細長く余して、
真直
(
まっすぐ
)
に水に落つる池の
向側
(
むこうがわ
)
に、横から
伸
(
の
)
す
浅葱桜
(
あさぎざくら
)
の長い枝を軒のあたりに
翳
(
かざ
)
して小野さんと藤尾がこちらを向いて笑いながら
椽鼻
(
えんばな
)
に立っている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
女はすぐ、
椽鼻
(
えんばな
)
へ腰をかけて、云う。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
椽鼻(えんばな)の例文をもっと
(3作品)
見る
椽
漢検1級
部首:⽊
13画
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
“椽”で始まる語句
椽
椽側
椽先
椽大
椽端
椽木
椽配
椽前
椽台
椽境