虞美人草ぐびじんそう
「随分遠いね。元来どこから登るのだ」 と一人が手巾で額を拭きながら立ち留った。 「どこか己にも判然せんがね。どこから登ったって、同じ事だ。山はあすこに見えているんだから」 と顔も体躯も四角に出来上った …
作品に特徴的な語句
薩摩さつま 修羅しゅら 長火鉢ながひばち 稲妻いなずま 納得なっとく 祇園ぎおん 浅黄あさぎ 煙草盆たばこぼん 螺鈿らでん 従容しょうよう 羽目はめ あと 錦絵にしきえ 井桁いげた 韋駄天いだてん 供養くよう 金槌かなづち 盂蘭盆うらぼん 下卑げび 千切ちぎ 堪能かんのう 胡麻塩ごましお 藁葺わらぶき 懸想けそう 撞木しゅもく 惜気おしげ 近寄ちかよせ 芝生しばふ 板塀いたべい 梶棒かじぼう たで 土堤どて 山羊やぎ はく 花片はなびら 無躾ぶしつけ 臆測おくそく 布団ふとん 護謨ゴム 半襟はんえり わく 弥生やよい 見栄みばえ 唐草からくさ 手足しゅそく 標榜ひょうぼう 満腔まんこう 瑪瑙めのう 不忍しのばず 友禅ゆうぜん 頓死とんし らち 藍色あいいろ くす 初手しょて 緑青ろくしょう 成仏じょうぶつ 有耶無耶うやむや 頑是がんぜ 叡山えいざん まつげ 御蔭おかげ 窓硝子まどガラス 一筋ひとすじ 可懐なつかし 口笛くちぶえ 敷居しきい 端書はがき 鶏卵たまご えくぼ 栄螺さざえ 疳癪かんしゃく 他愛たあい 向島むこうじま 常磐木ときわぎ 森々しんしん 蹴落けおと 落人おちゅうど 逆立さかだち 御挨拶ごあいさつ 一叢ひとむら 水嵩みずかさ 一歩ひとあし まんじ せり 両人ふたり 一本ひともと 海鼠なまこ 渓川たにがわ ふる 苔蒸こけむ 駝鳥だちょう 乾坤けんこん 嗅覚きゅうかく 甲羅こうら 畸形きけい 一図いちず 布袋ほてい しおり 根太ねだ