“搏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
84.7%
たた2.9%
てうち2.2%
はた2.2%
はう1.5%
どや1.5%
0.7%
うた0.7%
たたか0.7%
たゝ0.7%
はばたき0.7%
ばく0.7%
ばた0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乱れ打つ急調なリズムは、宛然つ白骨の音で、その間を縫う怪奇な旋律は、妖鬼の笑いと、鬼火の閃めきでなくて何んでしょう?
死の舞踏 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
土間に撒かれた麦をんで行くうちに、雄鳩は愕然として覚えず烈しく翼で地面をきながら低く数尺翔んだ。今いたのは何物であろう。
白い翼 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
お父様、昔猶太のベトウリヤと云ふ都市が、ホロフェルネスと云ふ恐ろしい敵の猛将に、囲まれた時がありました。ホロフェルネスは、獅子をにするやうな猛将でした。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
彼は一旦引っ返して、手松明を用意して登ると、二階三階をゆく間は何事もなかったが、第四階までゆき着いた時に蝙蝠のような大きな鳥が音もなしに飛んで来て、不意に彼の手松明をき落とした。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
殊に詩人たらんものは、庭の花をも茨の實をも知り、天上の灝氣にも下界の毒霧にもつ鳥をへでははずといふ。我。の如く詩人を觀んは、卑きに過ぐるには非ずや。友。
乃公は「珍世界」の写真を三脚机の上に置いたが、もう少しでされる所だった。珍世界だけあって事が荒い。片岡さんは訴えるとか何とか言って憤っていた。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
私をつのこそまだいゝけれど、大きな聲をして古宮に聞えたら大變だと、あの時は本當にハラ/\しましたつけ。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
相むかふ今かんずがまへ丹田にして気合満ちたる
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
恐らく突かれ、斬られ、射たれ、れ、絞められ、毒されるあらゆる死難よりも、どれだけ恐ろしくて、また安らかであるか。無量苦と無量喜。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
と、調荒鷲の、いてぶごとく、調溪水の、かれてく、檣頭印度洋くるして、本艦々上暫時まなかつた。
神のを空に鳴く金鶏の、五百里なるを一時にして、ぎる雲を下界にく大虚の真中に、に浮き出す万古の雪は、末広になだれて、八州のを圧する勢を、左右に展開しつつ、蒼茫
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
永楽亭楡木川を記する、鬼母の一剣を受くとなし、又野史を引いて、永楽帝楡木川に至る、野獣の突至するにい、す、されてたゞ半躯すのみ、してして匠を殺す
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
法外な精神が、ある瞬間にはびくともせず静止し、次の瞬間には、残りなく羽いた。年とって、再び彼女の美は、人々を征服した。再び彼女の魅惑力は、避け難く人々の反応を呼び起こした。