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ばた
ふりがな文庫
“ばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
バタ
語句
割合
端
47.6%
傍
16.7%
機
7.1%
側
4.8%
畑
4.8%
辺
4.8%
牛酪
2.4%
幡
2.4%
搏
2.4%
旗
2.4%
畔
2.4%
畠
2.4%
▼ 他 9 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
端
(逆引き)
しかしその
中
(
うち
)
に
家
(
うち
)
の外側を七分通り
巡
(
まわ
)
って、ちょうど台所の裏手に当っている
背戸
(
せど
)
の井戸
端
(
ばた
)
まで来ると、草川巡査はピタリと足を
佇
(
と
)
めた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ばた(端)の例文をもっと
(20作品)
見る
傍
(逆引き)
本陣の前の屋根のある風呂小屋が一ヵ所見えたが、後は往来
傍
(
ばた
)
にあって、誰が
入浴
(
はい
)
ろうと怪しむ者はない。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばた(傍)の例文をもっと
(7作品)
見る
機
(逆引き)
私の記憶によれば、この父の代ですらなほ家運隆盛な一時期もあつて、ひところ四五十台の機械
機
(
ばた
)
を動かした頃なぞが目に浮かぶ。その頃は恐らく全町の機屋でも屈指の盛運にあつたのだらう。
狼園
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
ばた(機)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
側
(逆引き)
五人の湯治客が囲炉裡
側
(
ばた
)
で、片耳のない武士の話をしていると、表戸を蹴開き十数人の捕り方が混み入り「三国峠の権という盗賊この家に潜みおる、
縛
(
から
)
め取るぞ」
猿ヶ京片耳伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ばた(側)の例文をもっと
(2作品)
見る
畑
(逆引き)
新墾
(
にひばり
)
小野
(
をの
)
のあらき
畑
(
ばた
)
、
草
(
くさ
)
くだものの
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
ばた(畑)の例文をもっと
(2作品)
見る
辺
(逆引き)
私の
故郷
(
くに
)
は瀬戸内海の
海
(
うみ
)
つ
辺
(
ばた
)
で、ヂストマと
懶惰漢
(
なまけもの
)
と国民党員の多い所だが、今度の総選挙では少し毛色の
異
(
ちが
)
つた人をといふので、
他
(
よそ
)
の県で余計者になつた男を
担
(
かつ
)
ぎ込み
茶話:01 大正四(一九一五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ばた(辺)の例文をもっと
(2作品)
見る
牛酪
(逆引き)
毎朝両方で二升位取れるのださうで、みんなで飲めるだけ飲んだ余りを溜めといて
牛酪
(
ばた
)
なぞにするのだと言はれる。
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
「
牛酪
(
ばた
)
はお厭ぢやないでせう? ぢや入らつしやいよ。一度だけですよ。もうお夕飯からは厭でもあなたがすつかりなさらなけやならないのだから。」
桑の実
(新字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
ばた(牛酪)の例文をもっと
(1作品)
見る
幡
(逆引き)
すると
県境
(
けんざかい
)
の河を渡ってくる葬式があった。数名の男が
柩
(
ひつぎ
)
をかつぎ
弔
(
とむら
)
い
幡
(
ばた
)
を持って、彼の側をすれちがった。
人間山水図巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ばた(幡)の例文をもっと
(1作品)
見る
搏
(逆引き)
法外な精神が、ある瞬間にはびくともせず静止し、次の瞬間には、残りなく羽
搏
(
ばた
)
いた。年とって、再び彼女の美は、人々を征服した。再び彼女の魅惑力は、避け難く人々の反応を呼び起こした。
エリザベスとエセックス
(新字新仮名)
/
リットン・ストレイチー
(著)
ばた(搏)の例文をもっと
(1作品)
見る
旗
(逆引き)
もやひたるボートの 赤き三角
旗
(
ばた
)
は
無題
(新字旧仮名)
/
富永太郎
(著)
ばた(旗)の例文をもっと
(1作品)
見る
畔
(逆引き)
ある夜も葉子は、山路と一緒に大川
畔
(
ばた
)
のある意気造りの家の二階の静かな小間で、
夜更
(
よふ
)
けの
櫓
(
ろ
)
の音を
聴
(
き
)
きながら、芸術や恋愛の話に
耽
(
ふけ
)
っていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ばた(畔)の例文をもっと
(1作品)
見る
畠
(逆引き)
祖父
(
おほぢ
)
より
旧
(
ひさ
)
しくここに住み、田
畠
(
ばた
)
あまた
三
主
(
ぬし
)
づきて家豊かに暮しけるが、
四
生長
(
ひととな
)
りて物にかかはらぬ
性
(
さが
)
より、
農作
(
なりはひ
)
を
五
うたてき物に
厭
(
いと
)
ひけるままに、
六
はた家貧しくなりにけり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
ばた(畠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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