“牛酪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
バタ40.7%
バター33.3%
ぎゅうらく14.8%
ばた3.7%
バタア3.7%
フウル3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“牛酪”を含む作品のジャンル比率
哲学 > キリスト教 > 聖書16.7%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]10.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
麺麭パンを厚く切りそれに牛酪バタとジヤムとを塗つて、半々はんはんぐらゐの珈琲コーヒーを一わん飲ませた。
日本媼 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
熱い紅茶をすすりながら焼麺麭やきパン牛酪バタを付けていると、門野かどのと云う書生が座敷から新聞を畳んで持って来た。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
『それは上等じやうとう牛酪バターでした』と三月兎ぐわつうさぎおとなしやかにこたへました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
トッフィー(砂糖さたう牛酪バターせいしてかたいた菓子くわし)、それに牛酪バターつきの𤍠あつ炕麺麭やきぱん
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
汝は我を乳の如くそそ牛酪ぎゅうらくの如くに固め給いしにあらずや、汝は皮と肉とを我に着せ骨とすじとをもて我を
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
十荷じっか酒瓶さかがめを用意し、干魚、乾貝ほしがい、川魚、鳥肉、果実、牛酪ぎゅうらく、菜根など、あらゆる珍味を調理して、当日の盛餐せいさんにそなえた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
毎朝両方で二升位取れるのださうで、みんなで飲めるだけ飲んだ余りを溜めといて牛酪ばたなぞにするのだと言はれる。
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
牛酪ばたはお厭ぢやないでせう? ぢや入らつしやいよ。一度だけですよ。もうお夕飯からは厭でもあなたがすつかりなさらなけやならないのだから。」
桑の実 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
「牛は今六十頭をります。」などと、S氏は云つた。牛舍は見るからに美しく整頓してゐた。それから丘を登つて修道院の裏手に行くと牛酪バタアの製造場があつた。
修道院の秋 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
「巴里に引き返すといったって、この車は前だけにしか動かないよ。おなかがすいたら、この籠の中に麺麭パン牛酪フウルが入ってるから、それでも喰べて我慢していたまえ」と、背中越しに籠を突き出してよこした。