“アンカ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あんか
語句割合
牛酪50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紅玉を砕いたような桜桃のジェリー、今朝焼いたばかりの Weggliウェックリ、アルプから届けてれたあたらしい牛酪アンカなどが、どんなに一同を喜ばせたろう。
そんな騒ぎを載せたまんま、エムデンの居そうな方向へブラリブラリと漂流し始めた。二三百ぴろもあるところアンカなんか利きやしないからね。通りかかりの船なんか一艘だって見付かりっこない。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)