トップ
>
碇
ふりがな文庫
“碇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いかり
95.8%
とま
2.1%
アンカ
2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかり
(逆引き)
下
(
おり
)
るには桟橋もなし困つて居ると久太夫が
碇
(
いかり
)
を向の岸へ投げ上げ綱を伝つて岸へ上り、荷物など皆な一人で世話して仕舞ひました。
千里駒後日譚
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
碇(いかり)の例文をもっと
(46作品)
見る
とま
(逆引き)
監督は実は今朝早く、本船から十哩ほど離れたところに
碇
(
とま
)
っていた××丸から「突風」の警戒報を受取っていた。それには
若
(
も
)
し川崎船が出ていたら、至急呼戻すようにさえ附け加えていた。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
碇(とま)の例文をもっと
(1作品)
見る
アンカ
(逆引き)
そんな騒ぎを載せたまんま、エムデンの居そうな方向へブラリブラリと漂流し始めた。二三百
尋
(
ぴろ
)
もある
海
(
ところ
)
で
碇
(
アンカ
)
なんか利きやしないからね。通りかかりの船なんか一艘だって見付かりっこない。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
碇(アンカ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“碇(
錨
)”の解説
錨(碇、いかり、アンカー、anchor)とは船舶を水上の一定範囲に止めておくために、鎖やロープを付けて海底や湖底、川底へ沈めて使う器具。定置網や建網などの漁具の固定にも用いる。
船や航海を連想させるものとして、シンボル的に用いられることも多い。
(出典:Wikipedia)
碇
漢検準1級
部首:⽯
13画
“碇”を含む語句
碇泊
碇関
碇綱
碇泊中
碇床
碇泊燈
金碇
碇草
碇舶
碇繋場
碇着
碇田彦八郎
碇泊船
下碇
碇泊処
碇曳治
碇形
碇山将曹
碇場
“碇”のふりがなが多い著者
三遊亭金馬
中里介山
与謝野寛
小林多喜二
ワシントン・アーヴィング
吉川英治
柳田国男
斎藤茂吉
夢野久作
木暮理太郎