“錨”の読み方と例文
読み方割合
いかり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やっぱりみんないかりを下ろすが早いか女のところへ上陸したに相違ない。ガルシア・モレノ号は僕の前にたったこれだけの人数にんずだった。
それで、何隻もの捕鯨船が、港にいかりを入れたまま、動けなくなってしまった。それから急に、アメリカの捕鯨船は、だめになった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
沖合四かいりのところに、博光丸がいかりを下ろした。——三浬までロシアの領海なので、それ以内に入ることは出来ない「ことになっていた」。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)