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錨綱
ふりがな文庫
“錨綱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いかりづな
85.7%
びょうづな
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかりづな
(逆引き)
半年ほどの交渉のうちに、若い画家は、かの女の持つ
稀有
(
けう
)
の哀愁を一生
錨綱
(
いかりづな
)
にして身に巻きつけ、「
真面目
(
まじめ
)
なるもの」に落付き
度
(
た
)
いといひ出した。
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
舳のむこうづらに垂れさがっている
錨綱
(
いかりづな
)
をつたってスルスルとのぼって行き、身軽に
前口
(
まえぐち
)
へ飛びこんだが、それっきりいつまでたっても出て来ない。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
錨綱(いかりづな)の例文をもっと
(6作品)
見る
びょうづな
(逆引き)
木村も葉子も不意を打たれて
気先
(
きさき
)
をくじかれながら、見ると、いつぞや
錨綱
(
びょうづな
)
で足をけがした時、葉子の世話になった老水夫だった。彼はとうとう
跛脚
(
びっこ
)
になっていた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
錨綱(びょうづな)の例文をもっと
(1作品)
見る
錨
漢検準1級
部首:⾦
16画
綱
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
“錨”で始まる語句
錨
錨床
錨索
錨鎖
錨繩
錨地
錨屋
錨知盛
錨索大
錨屋万兵衛
“錨綱”のふりがなが多い著者
加能作次郎
ヴィクトル・ユゴー
小島烏水
有島武郎
久生十蘭
岡本かの子
泉鏡花