“錨鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びょうさ50.0%
べうさ25.0%
ケーブル25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、錨の爪が海底をひっかいて、しっかりと止り、錨鎖びょうさがぴいんとはれば、船首は、錨鎖にひき止められて、流れなくなる。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
いましも船首甲板せんしゆかんぱんける一等運轉手チーフメート指揮しきしたに、はや一だん水夫等すいふら捲揚機ウインチ周圍しゆうゐあつまつて、つぎの一れいとも錨鎖べうさ卷揚まきあげん身構みがまへ
ここにもらしてはならぬ一事は、彼が強大な体力を有していて、徒刑場のうちの何人なにびとも遠く及ばなかったことである。労役において、錨鎖ケーブルひねりまたは轆轤ろくろを巻くのに、彼は四人分の価値があった。