“身構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みがま46.7%
みがまえ43.3%
みがまへ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せよと言ひながら腰の一刀引拔ひきぬきつゝ身構みがまへなせばわるものどもは打笑ひ何の小癪こしやくあをさい息杖いきづゑとりのべ打てかゝるを此方はさわがず切拂ひ又打込を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
といいながら突込つッこむように煙管きせるれた、仕事にかか身構みがまえで、かしらは素知らぬ顔をしてうそぶきながら、揃えて下駄を掻掴かいつかめり。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いましも船首甲板せんしゆかんぱんける一等運轉手チーフメート指揮しきしたに、はや一だん水夫等すいふら捲揚機ウインチ周圍しゆうゐあつまつて、つぎの一れいとも錨鎖べうさ卷揚まきあげん身構みがまへ