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みがまへ
ふりがな文庫
“みがまへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
身構
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身構
(逆引き)
今
(
いま
)
しも
船首甲板
(
せんしゆかんぱん
)
に
於
(
お
)
ける
一等運轉手
(
チーフメート
)
の
指揮
(
しき
)
の
下
(
した
)
に、はや一
團
(
だん
)
の
水夫等
(
すいふら
)
は
捲揚機
(
ウインチ
)
の
周圍
(
しゆうゐ
)
に
走
(
は
)
せ
集
(
あつま
)
つて、
次
(
つぎ
)
の一
令
(
れい
)
と
共
(
とも
)
に
錨鎖
(
べうさ
)
を
卷揚
(
まきあ
)
げん
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
驚破
(
すは
)
秋草
(
あきぐさ
)
に、あやかしのついて
候
(
さふらふ
)
ぞ、と
身構
(
みがまへ
)
したるほどこそあれ、
安下宿
(
やすげしゆく
)
の
娘
(
むすめ
)
と
書生
(
しよせい
)
として、
出來合
(
できあひ
)
らしき
夫婦
(
ふうふ
)
の
來
(
きた
)
りしが、
當歳
(
たうさい
)
ばかりの
嬰兒
(
あかんぼ
)
を、
男
(
をとこ
)
が、
小手
(
こて
)
のやうに
白
(
しろ
)
シヤツを
鎧
(
よろ
)
へる
手
(
て
)
に
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
辛
(
から
)
くも忍びてつと
退
(
の
)
きながら
身構
(
みがまへ
)
しが、
目潰吃
(
めつぶしくら
)
ひし一番手の
怒
(
いかり
)
を
作
(
な
)
して奮進し
来
(
きた
)
るを見るより今は
危
(
あやふ
)
しと鞄の中なる
小刀
(
こがたな
)
撈
(
かいさぐ
)
りつつ
馳出
(
はせい
)
づるを、
輙
(
たやす
)
く肉薄せる二人が
笞
(
しもと
)
は雨の如く、
所嫌
(
ところきら
)
はぬ
滅多打
(
めつたうち
)
に
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
此時
(
このとき
)
砲戰
(
ほうせん
)
もどかしとや
思
(
おも
)
ひけん、
中
(
なか
)
にも
目立
(
めだ
)
つ
三隻
(
さんせき
)
四隻
(
しせき
)
は
一度
(
いちど
)
に
船首
(
せんしゆ
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
疾風
(
しつぷう
)
迅雷
(
じんらい
)
と
突喚
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る、
劍戟
(
けんげき
)
の
光
(
ひかり
)
晃
(
きらめ
)
く
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
には、
衝突
(
しやうとつ
)
と
共
(
とも
)
に
本艦
(
ほんかん
)
に
乘移
(
のりうつ
)
らんず
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
の
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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