“秋草”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきぐさ61.1%
あきくさ38.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言(い)ひつくすべくもあらず、秋草(あきぐさ)の種々(くさ/″\)數(かぞ)ふべくもあらじかし。北八(きたはち)が此作(このさく)の如(ごと)きは、園内(ゑんない)に散(ちら)ばつたる石碑(せきひ)短册(たんじやく)の句(く)と一般(いつぱん)、難澁(なんじふ)千萬(せんばん)に存(ぞん)ずるなり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と云つて、一(ひと)汽車の客が皆左の窓際へ集(よ)つて眺めるのであつた。自分は秋草(あきぐさ)を染めたお納戸(なんど)の絽(ろ)の着物に、同じ模様の薄青磁色(うすせいじいろ)の絽(ろ)の帯を結んで居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
庭(にわ)には、はげいとうや、しおんのような、秋草(あきくさ)が咲(さ)き乱(みだ)れていました。中(なか)にも、うす紅色(べにいろ)のコスモスの花(はな)がみごとでした。
少年と秋の日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あの廣々(ひろ/″\)とした富士(ふじ)の裾野(すその)には、普通(ふつう)の登山期(とざんき)よりも少(すこ)し遲(おく)れて八(はち)九月(くがつ)の頃(ころ)には、殊(こと)に美(うつく)しい秋草(あきくさ)がたくさん咲(さ)きます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)