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紅色
ふりがな文庫
“紅色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べにいろ
63.0%
こうしょく
10.9%
くれない
6.5%
あかいろ
6.5%
くれなゐ
6.5%
あかみ
4.3%
こうしよく
2.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べにいろ
(逆引き)
八の
字
(
じ
)
を
深
(
ふか
)
くしながら、
寄
(
よ
)
せた
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
の
眼先
(
めさき
)
を、ちらとかすめたのは、
鶯
(
うぐいす
)
の
糞
(
ふん
)
をいれて
使
(
つか
)
うという、
近頃
(
ちかごろ
)
はやりの
紅色
(
べにいろ
)
の
糠袋
(
ぬかぶくろ
)
だった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
紅色(べにいろ)の例文をもっと
(29作品)
見る
こうしょく
(逆引き)
暗緑色の松と、
晩霞
(
ばんか
)
の濃い紫と、この夕日の空の
紅色
(
こうしょく
)
とは独り東京のみならず日本の風土特有の色彩である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
紅色(こうしょく)の例文をもっと
(5作品)
見る
くれない
(逆引き)
燐みを乞う切ない眼の潤み、若い女の心の張った時の常の血の上った頬の
紅色
(
くれない
)
、誰が見てもいじらしいものであった。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
紅色(くれない)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あかいろ
(逆引き)
「まことに
恐
(
おそ
)
れ
多
(
おお
)
うございますが、
陛下
(
へいか
)
のは、あそこに
見
(
み
)
える
紅色
(
あかいろ
)
の
小
(
ちい
)
さな
星
(
ほし
)
でございます。」と、
占
(
うらな
)
い
者
(
しゃ
)
は
答
(
こた
)
えました。
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
紅色(あかいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くれなゐ
(逆引き)
撞
(
どう
)
と
音
(
おと
)
するを見れば、斯は如何に
紅色
(
くれなゐ
)
の洋装婦人と踊り狂へる六尺ゆたかの洋人の其の鼻
尤
(
もつと
)
も
鳶
(
とび
)
に似たるが、床の滑かなるに足踏み辷らして、大山の
頽
(
くづ
)
るゝ如く倒れしなりけり。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
紅色(くれなゐ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あかみ
(逆引き)
日來
(
ひごろ
)
快濶にして物に鬱する事などの夢にもなかりし時頼の氣風
何時
(
いつ
)
しか變りて、
憂
(
うれ
)
はしげに思ひ
煩
(
わづら
)
ふ朝夕の樣
唯
(
ただ
)
ならず、
紅色
(
あかみ
)
を帶びしつや/\しき頬の色少しく蒼ざめて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
紅色(あかみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こうしよく
(逆引き)
青々
(
あを/\
)
と
茂
(
しげ
)
つたまつやもみなどの
常緑樹
(
じようりよくじゆ
)
の
間
(
あひだ
)
にそまつた
紅葉
(
もみぢ
)
は、
色
(
いろ
)
の
配合
(
はいごう
)
で、
紅色
(
こうしよく
)
がきはだつて、てりはえ、また、
湖
(
みづうみ
)
や
沼
(
ぬま
)
や
溪流
(
けいりゆう
)
を
前
(
まへ
)
にしても、やはり
一
(
いち
)
だんと、
美
(
うつく
)
しく
見
(
み
)
えます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
紅色(こうしよく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“紅色”の解説
紅色(べにいろ、くれないいろ)は、鮮やかな赤色。名は、キク科の紅花の汁で染めた濃い赤による。JIS慣用色名では「あざやかな赤」(略号 vv-R)と定義している。
紅花から抽出される紅色は、染料や化粧、食用の着色料として使用されている。
(出典:Wikipedia)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“紅”で始まる語句
紅
紅葉
紅蓮
紅絹
紅玉
紅白粉
紅梅
紅殻
紅味
紅々
検索の候補
淡紅色
褪紅色
水紅色
血紅色
薄紅色
洋紅色
橙紅色
暗紅色
桃紅色
金紅色
“紅色”のふりがなが多い著者
高山樗牛
徳冨蘆花
牧野富太郎
アントン・チェーホフ
幸田露伴
徳田秋声
小酒井不木
泉鏡花
永井荷風
泉鏡太郎