“紅色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べにいろ64.4%
こうしょく11.1%
あかいろ6.7%
くれなゐ6.7%
あかみ4.4%
くれない4.4%
こうしよく2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八のくしながら、せた眼先を、ちらとかすめたのは、をいれて使うという、近頃はやりの紅色糠袋だった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
暗緑色の松と、晩霞の濃い紫と、この夕日の空の紅色とは独り東京のみならず日本の風土特有の色彩である。
「まことにうございますが、陛下のは、あそこにえる紅色さなでございます。」と、えました。
北海の白鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
するを見れば、斯は如何に紅色の洋装婦人と踊り狂へる六尺ゆたかの洋人の其の鼻に似たるが、床の滑かなるに足踏み辷らして、大山のるゝ如く倒れしなりけり。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
日來快濶にして物に鬱する事などの夢にもなかりし時頼の氣風何時しか變りて、はしげに思ひふ朝夕の樣ならず、紅色を帶びしつや/\しき頬の色少しく蒼ざめて
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
燐みを乞う切ない眼の潤み、若い女の心の張った時の常の血の上った頬の紅色、誰が見てもいじらしいものであった。
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
青々つたまつやもみなどの常緑樹にそまつた紅葉は、配合で、紅色がきはだつて、てりはえ、また、溪流にしても、やはりだんと、しくえます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)