“青々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおあお66.7%
あを/\16.7%
せいせい11.9%
あをあを2.4%
あほ/\1.2%
せい/\1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こちらには、青々あおあおとした田圃たんぼがあって、野菜やさいはなが、しろ黄色きいろに、いているのがられました。
写生に出かけた少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
青々あおあおれた大空おおぞらの上に、ぽつん、ぽつんと、白い点々てんてんのようにえていた、仲間なかま少女おとめたちの姿すがた
白い鳥 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
勿論もちろん、根を抜かれた、肥料こやしになる、青々あおあおこなを吹いたそら豆の芽生めばえまじって、紫雲英れんげそうもちらほら見えたけれども。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さういふわけでなつには木々きゞは、るからに元氣げんき青々あを/\したいろをして、はちきれるような生活せいかつをします。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ひがし西にしみなみ三方さんぽうこのしま全面ぜんめんで、見渡みわたかぎ青々あを/\としたもりつゞき
そして一日々々と、朽葉くちは色の花園がよみがへつて、青々あを/\となつてゆくのを見ると、夜「希望」がそこを横ぎるのだと云ふ考へが浮かんだ。
こんな大望がむらむらと起ったものですから、かれの夢が、ゆうべ、あの丁字風呂の部屋を青々せいせいたる大海にし、異国の美しい市街を波のあなたに描いたのでしょう。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある日四方太、青々せいせい、余の三人が落合って居士もその中に加わって、四人で五目並べをしたことがあった。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
夏祭の日には、家々の軒に、あやめや、菖蒲しょうぶや、百合ゆりなどの草花を挿して置くので、それが雨に濡れて茂り、町中がたちま青々せいせいたる草原のようになってしまう。
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
その別な平原にまさに這入らうとしたくちで突然と山が切れ、海が右にひろがつて、にこやかに、氣輕に、春のひかりのもとに眩ゆいばかり青々あをあを
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
吾等われら上陸じやうりくしたへん自然しぜんまゝなる芝原しばゝら青々あをあをとして、其處此處そここゝ
其處そこ小高こだかをかふもとで、椰子やし橄欖かんらん青々あほ/\しげ
えうするに勤勉きんべん彼等かれら成熟せいじゆく以前いぜんおいすで青々せい/\たる作物さくもつ活力くわつりよくいでつてるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)